jem7vwh2006-03-14

・涙とともにパンを食べたものでなければ
           人生の味はわからない。
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こんばんわ、夜の冥探偵コーマンことJEMです。
それでは続き開始。
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「そんなわけで、無事宿泊先のホテルに付き、荷物を回収して
早速ゲレンデに向おうというところで、また事件が! 」
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遠地でウインタースポーツに興じる場合、道具が自前の場合
は、それを輸送する手段が必要になるわけですが、自家用車
や手持ち以外の方法として、宿泊地に郵送するという手段
があります。
かくいう僕も、ブーツや板はかさばるのであらかじめ郵送
して現地に移動しました。
甲斐くんも一部郵送していたらしく、ホテルのフロントにその
旨伝えて荷物を回収しました。
ここで甲斐さん、痛恨の一言。
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kai>彦ちゃんの荷物が無い。
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/(´Д`;)\
来ました、お約束。荷物が一つ見当たりません。
彦二さんの荷物が無いとの事、どこか別の所に?と尋ねてみる
も、「ここにしかありません」の一点張り。
あわてて甲斐くん、彦二さんに電話。伝わってくる電話の向こう
のテンパリ具合。
どうなる!?
どうなる!?
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ホテルの係員:「あ、スイマセン、別の所にありました。」
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…ギギギ ヽ(`皿´)ノ(`皿´)ノ
しかしこれで、全てのパーツはそろいました。
いざ雪原へいかん!荷物まとめて、巡航バス中でひちさとさん
と合流してスキー場へ。
リフト券買ったり、着替えたりしてゲレンデへ。
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うおおおー広いー。
うおおー距離ながいー。
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天気よすぎて暑いぐらいのなか、他のメンツより
一足先に雪を堪能する我ら。
ざくざく滑って、昼には鹿島槍から青木湖ゲレンデの方に
下りて、そこで昼食。
ラーメンとかモツ煮込みとか食いつつ一休みしていると、
チェキさん、じんさん、みやぞうさん、涼さんの四人がゲレンデ
に到着したとのことなので、再び鹿島槍に合流に戻ることに。
四人は昼飯くってねぇとのことだったので、そのまま再び
青木湖の方へみんなを連れて行く。
途中、リフトで行くのが面倒なので、僕と甲斐さんとじんさん
の三人は上級者コースに立ち向かい、ショートカットの参段。
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ボーダー二人が通れる程度の幅で右は崖という凄い上級
っぷりで、ちょっと覚悟する。/(´Д`;)\
なんとか無事に青木湖に二回目到着(笑
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と、そこで、彦二さんヴ潤さんが鹿島槍ゲレンデについたと
のことなので、また迎えに行くことに(笑
ゲレンデのロビーにて二人と合流。
送れてきたことに謝罪の意を表明すべく、三つ指ついて
土下座する彦二さん。
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orz ←こんな感じ
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近くに居る他の客の女の子が、明らかに変な人を見る目
をしています、つまりそれ正解。
二人の準備も完了し、再度ゲレンデに。これで今回の参加メンツ
が現地に全てそろいました、いわばオーブが全部集まって
ラーミアとか復活しそうな感じ。
 と、そこで僕のPHSにチェキさんから着信が。
このゲレンデは山奥にもかかわらずPHSが通じるって凄いよなー
とか思いつつ電話に出ると。
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チェキ「涼ちゃんのスキーブーツが大破した」
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��<('A`)>
が、がんばって戻ってきてください。歩いてな。
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そのまま待つわけにも行かず、まあ、滑ってたらそのうち合流する
だろうと、こっちの四人はそのままゲレンデを巡回。
途中、ボーダー三人とその他という組み合わせにもかかわらず
林道に挑戦。(基本的にスノーボードは大きく曲がりにくいので、林道など細くて曲がりくねったルートは難しいのです。)
とはいえ、経験者の彦二さんとヴ潤さん、なかなかのスピード制御
で林道を下っていきます、カッコヨス。
本日二回目ということもあり、四苦八苦している甲斐さんを
時たま後ろを振り返りチェックしつつ僕も下っておりました。
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あれ、さっきまで居た彦二さんが居ません。
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おや?('б`)?
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おーい・…
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居ました、崖の下/(´Д`;)\
幸い途中で引っかかっていたので、板を外してもらって
板と彦二さんを個別に引き上げてリカヴァリィ。
ていうか、目の前の人が瞬間に居なくなると
かなりビビります。
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ほどなくして、青木湖から戻ってきた連中と合流し、そこからは
ホテルの夕食時間リミットに間に合うぎりぎりまで、ナイター
を滑ることに。
途中、なんか二時間前ぐらいから「ウンコしてぇ」とか言っていた
彦二さんが、「もう、限界☆」とか言って今まで見たことないよう
なスピードでゲレンデを下りていって、大回転(主に縦に)していたりしていましたが、みんな怪我も無く時間となり、「これで今日
は終りにしましょう。」とラストの一本となった時のことでした。
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彦二:「暗いほうのゲレンデ下りてみたくはござらんか?」
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そう、時刻はすでに酉半刻に差しかかろうかという所。
とっぷり日の暮れた山は、照明なしでは数歩先の
人の区別もつき辛いような視界。
そんな中、灯りの一つもない方のゲレンデを下ろうなどとは
お戯れをとか思ったわけですが…。
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「正気にては、大業ならず。」
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ならば行かねばなりません。
ガリガリと凄い音を立てながら下りていく三人。
見えない視界、夜の冷気で氷のような雪面。集中力の針が
すこし振り切れたような気がします。(笑
途中、彦二さんのほうは、心の目が開き無心の領域に達した
そうです。
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た、たねぇ。 A`)
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ゲレンデ下にて、チェキさんが置いてけぼりを食らいそう
になるも、なんとか間に合い全員合流し、ホテルへ帰還。
偶然にも冬祭りの時期と重なっていたようで、部屋から打ち上げ
花火を間近で見れるという、嬉しいイベント発生。
冬の澄んだ空に咲く花火は、とても綺麗でした。
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夕食をかきこんで、その後ホテル内の温泉へ。
ここで、一日の汗を流し、ゆったりと温泉に癒される予定でした。
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まさかこんなことになろうとは…。
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空の軌跡SCがプレイしたいので、今日はこの辺で('A`)っ