涼宮ハルヒの憂鬱 12話 「ライブアライブ」+(ギターヲタクの痛い話

なかなか気に入っていて、一話(エピソード0からというべきか)
ずっと見ていたのですが、今回の学園祭ストーリーは、CD販売に
あわせてたり、色々思惑は見えるのものの、大変いいできで、
とても気に入りました。
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前半の緩い文化祭パートから、後半のライブパートに移る緩急の
つけかたもよく、また、ライブバートではキャラに楽器を
ちゃんと演奏させる演出をして、盛り上がる観衆ふくめて
まさにライブを やってる感を出したのは凄い。
そうそう、ライブホールだとこんな感じだとーという楽しさを
思い出すいいシーンでした。 
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アニメでは、登場キャラが楽器は持っているだけと言う
ようなバンド表現が多いのですが、今回のハルヒはまさに
演奏している所をクローズアップしていて、しかもそれが
だいたい合っているという細かさ。またそれが、いい感じに
臨場感を強くするポイントになっって
いて、見ていて「おお、おお、すげー」と感じ、あーライブやりて
ぇとか思うだけのインパクトがありました。(笑
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なんかこう、熱い音楽のシーンがこういう感じで表現されているの
嬉しい限りです。
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こっからギターヲタの話
この場面で演奏された2曲は、ハルヒのCVでもある平野綾
ボーカルをとった、アップテンポのロックソングで、これまた
歌メロがいい感じで、なかなかいい曲だと思います。
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ですが
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作中では長門が弾く「すごい巧いギター」が
どうにもこうにもお粗末だったのが大変残念です。
予算の都合か、時間の都合か、練ったソロでなくライブ感を
出すためにアドリブにしたのかもしれませんが、自分の手癖
を連発しただけという、実ににつまらないシーケンスフレーズ
の繰り返しで、正直耳障りでした。
いい加減に弾くのはアドリブとは言いません。
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そのフレーズも3種類ぐらいをぐるぐるまわして使ってる上に
ピッキングは力が入りすぎて、音がガチガチつっかかってる始末。
お世辞にもスムーズな演奏とは、いえません。
多分やりたいことは、ジョンサイクスか、はたまたゲイリー
ムーア的フルピッキングフレーズじゃないかな?と言う所が
あるのですが、フレーズ自体がそれっぽいものの、音の粒が
揃っておらず、ぐちゃぐちゃに聴こえたり、本来キメのフレーズ
なのに何度も連発しすぎてウザかったりして、センスのある
リードギターとは言いがたいです。
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速弾きといっても、音数を増やせばいいというもではない
ですし、そもそもギターソロはギターが「歌う」場面です。
かっこいい歌メロのあとに入ってくるこのセンスの無い
ソロはいちいちカンにさわり、大変残念でした。
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ミックスダウンもコンプかけすぎ、削られたダイナミックレンジ
CD何度も聞いていると、正直疲れてきます。
その素人加減は、アル意味学園祭のライブっぽくなっているんで
すが、それをねらったのか!?とか深読みしております。
まあでもそれだと、ある意味超人である長門のキャラとは
ちょっと離れてしまうのですが…。
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もう少しなんかあれば、もっといい曲になったのになぁと
残念です。
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でもアニメのライブシーンは繰り返し見てますヨ
楽しそう。ム'ω'マ三ム'ω'マ 
曲自体はかなり好きなのにー。